いい加減なごみ捨ては、税金を高くする?

 例えば「生ごみ」ですが、日本の生ゴミは8割ほどの含水率があると言われていて、その水分を蒸発させるために燃料が必要だったりします。もちろんその費用は税金でまかなわれていて、予算の中に組み込まれているため見えづらくなっていますが、資金が不足すればやがて増税せざるを得なくなりますし、住民が水分を搾ってから捨てることで燃料の節約ができればごみ処理燃料のための増税はしなくて済むかもしれません。

 同じように、プラごみもリサイクルに適した捨て方、無駄な税金が増えないようにする捨て方があります。捨てる人がいい加減に捨てると、ごみを収集した後で手間がかかります。その手間は市区町村からごみ処理を請け負う事業者の手間ですから、住民がいい加減な捨て方ばかりすればどうしても手間賃が嵩んでしまいます。そしてその費用はやっぱり税金で支払われます。わたしたちのちょっとした日常の気遣いが、地球環境にも優しくできるし、無駄な税金の節約にもなります。

 具体的には、プラごみやペットボトルを洗って捨てることや、ペットボトルや食品の白トレーはスーパーなどにある専用回収ボックスに出して再資源化できる捨て方を積極的に活用することです。捨てるときの手間がかからない≓誰かが手間を引き受けているということ、そしてそこからこぼれ落ちてしまうものが海や川に流出してしまう原因にもなっています。

回収ボックスを活用しよう!

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