※写真は THE SURF NEWS から引用
当社団も参考にさせていただいている海洋プラごみ問題の解決に取り組むオランダのNPO“The Ocean Cleanup”(代表:Boyan Slat氏)の活動に注目してみましょう。
この団体は、1994年にオランダに生まれた Boyan Slat氏 が18歳で創業したNPO団体で、System 002やINTERCEPTORシリーズといった水中に流出したプラスチックを効率的に回収する装置をつくって海や川のプラごみを回収しています。
このNPO団体について2021年11月6日に「THE SURF NEWS」に掲載された記事によれば、この時までに累計29,000kgの海洋プラごみを回収していて、2040年までに海に流出したプラごみの9割を回収することを目指しています。
日本を含むアジアからの海流によってプラごみが行き着く北太平洋ジャイロ(海流によってプラごみが集まる大きな渦)などの外洋のプラごみは彼らの大掛かりなシステムが先行して回収活動をしてくれていますが、わたしたちも海に流出しないような活動をしていきたいと思っています。