海ごみを脱塩・分別なしで炭化(灰にするのではなく炭にする)でき、炭にすることでカーボンを固定できる設備を静岡県富士市の製造工場まで行って視察してきました。
詳細や性能についてはこれから実証実験や質問をさせていただき把握していきたいと思いますが、プラスチックなどの有機物を炭化した「炭」はカーボンクレジットの原資としても活用できる可能性もあり、海洋プラごみの処分費用を圧縮する技術の候補としてだけでなく、カーボンニュートラル社会の実現にも期待できるものとして注目していきたいと思います。
なお、写真にあるサイズの設備で1日に2トン程度の処理でききる性能とのことで処理性能もあり、炭化過程での臭いは多少ありますが、CO2の発生も抑制されているとのことです。